日記。

日々の徒然を書き留めてます。

インド旅行8-2

3/9(木)12:00〜
早く着きすぎたことを後悔しながら空港内を散策した。旅行初心者あるあるなのかもしれないが、異様に長い待ち時間を精製してしまった。思えば初日から数時間レベルの待ち時間はチラホラあった。はっきり言って待つだけの時間は辛い。次回以降はこういった点も加味してスケジューリングしようと思った。ちなみに1番辛かった待ち時間は夜のバラナシ駅です。
暇なのでこれ↓をたくさん食べた(うわっ内股キツイな)。正確な名前は忘れたけどカレーパイ的なやつで、インド来て3番目に美味しかったものと言っても過言ではない。f:id:gaku-diary:20230420075207j:image
出発2−3時間前。少し印象に残ったシーンがあったので紹介したい。時間も近づいてきたので出発ゲートに向かって歩いていると、僕の前にサリーを着た妙齢のおばあさんと息子と思しき男性が2人いた。彼らがなにやらエスカレーターの前でもたついているので、僕はどうしたんだろう?と思い少し離れた位置から眺めていた。そのうちおばあさんが意を決したように、息子たちにリードされながら『えいやっ!』とエスカレーターに飛び乗った。おばあさんは足を震わせて息子の袖を掴んでいる。しかしその表情は明るく、まるでジェットコースターに乗っているみたいだった。息子たちはともかく、そのおばあさんにとっては初めてのエスカレーターだったのだろう。3人は笑いながら上昇していった。たったこれだけのシーンではあるが彼らの表情は未だに脳裏に残っている。僕がこのシーンを他の誰か(例えば友達とか)に話すときは微笑ましかった、と表現するだろうが、心の奥底でほんの少し彼らを馬鹿にするような態度を取っている自分もいる。文明の速度に優劣なんか無いだろうに。自然発生的に顔を出してしまう嫌な自分を見つめながら、彼らとの関わり方を考えたいね。