日記。

日々の徒然を書き留めてます。

インド旅行2-1

3/3(金)00:00〜

英語音声、ヒンディー語字幕のビデオを見て就寝。ふと目を覚ますと周りの人が全員機内食を食べていた。いいなぁ・・・いや、起こしてくれよ。でも俺だったら隣の寝てる人は起こさないよな。しゃーなし、寝るしかない。f:id:gaku-diary:20230308160439j:image

朝4時半に空港着。ここは通称デリー空港。日本でいう羽田空港ポジションだ。友人(の友人)から聞いた話だと空港から出た瞬間臭いらしい。どれ、お手並み拝見といこ・・・ウッ!?飛行機から降りた瞬間くせえじゃねえか。今まで嗅いだことのないような匂いが鼻を突いた。スリランカでも異質な匂いはしたが、嫌悪感を催すようなものではなかった。なんならKALDIファンには好みかもしれない。しかしこれ。ネットリまとわり付くような油感に加え、それでいて刺激臭。はっきりと嫌だと思う匂いだった。しかし少々我慢しながら歩いたら、数分程度で鼻が慣れた。マジかよ。

空港内で虫除けスプレーを購入しようと思った。薬屋に行くもそれらしき商品が見当たらないので聞いてみる。でも英語で何て言うんだ?bug spray?なかなか通じない。そこでジェスチャーと音真似で蚊を追い払う仕草をしたら笑いながら理解してくれた。お〜。てか、蚊ってモスキートやん。ぷ〜んwってやる前に気付きたかったぜ。

虫除けスプレーに加え、後はSIMカードの開通作業と換金だ。開通は難なく完了。彼女や家族に到着した旨を伝える。換金所では5万円を全てルピーに換えてもらったのだが、とんでもない札の量になってしまった。屋台では大きすぎて使えないという500ルピー札がおそらく150枚くらい。富豪になった気持ちとネギを背負ったカモの気持ちを同時に味わった。ちなみに500ルピー札は最高額紙幣で、日本でいうと800円くらいの価値。

市内まではメトロが通っているのでそれに乗る。友人からはニューデリー駅(目的の中心駅)のひとつ前くらいで降りろって言われたけど、まあたくさん予習してきたから大丈夫だろとたかを括ってニューデリー駅で降りた。

うっっっわくっせ!!!うるっっっせ!!!時刻は5時30分。まだまだ空は真っ暗だが車やバス、リキシャ(インドの簡易3輪タクシー。他の国ではトゥクトゥクって言われてるやつ)で道路が埋まっていた。クラクションと雑踏がそこら中から聞こえる。これを一日中聞くような拷問があったら僕は5秒で吐いちゃうね。目の端には堂々と寝転がってる人がいたり、そばにはデカ野良犬がグウグウいびきをかいている。予習済みとはいえ、いざ目撃するとさすがにビビる。f:id:gaku-diary:20230308160601j:image

それにしてもまた中途半端な時間に来てしまった。散歩するにもまだ暗いし・・・。ちょっと怖いけど、先にゲストハウスの場所を確認しておこうと思い陸橋を登り駅を突っ切ろうとした(ややこしいかもしれないが、メトロの出口はちょっと離れており、目的のゲストハウスに行くには線路を越えなければならない)。上まで登ると、係員ぽいおっちゃんインド人が手荷物検査の機械の前に立っていた(ちなみにインドでは駅に入るために空港のような手荷物検査が必要だ)。素通りしようとすると『ちょっと待て』と腕を引っ張られ人の動線外まで連れてこられた。おっ?オッ?おっちゃんが捲し立てるが、早すぎるのと、あと訛りがあるのとで全く聞き取れない。ふええ、どういうこと?なんか悪いことした?何度も往復を重ね、ようやく言っていることがおぼろげに理解できた。要約するとこうだ。『君の行こうとしてるホテルを含む、ここら一帯の地区はベリーデンジャラスなムスリム(イスラム教徒)のデモが頻発している。だから政府が発行した〇〇パスを△△で貰わなければいけない。その後は〜・・・』ふんふんなるほど。進研ゼミでやったところだ。まあ絶対ウソだし、なんなら俺の前にいた人には何も言ってなかったし。うーん、どうやって断ろうかなあ、と思っていたが、会話の段階でおっちゃんに渡した地図がそのままだ。返してもらおうと手を伸ばしたが、『こっちに来いブラザー!』みたいな感じでずんずん下に降りて行ってしまった。ちょっとおっちゃん!待ってくれ〜涙