日記。

日々の徒然を書き留めてます。

一時的な興奮状態

2/14(火)〜16(木)
今日から彼女が沖縄旅行に行ってしまう。さみちい〜と思いながらタイムツリーを眺めていると3月は前半僕も旅行三昧。なんだこの旅行好きカップルは。されど2人で行く予定はない。
たま〜に。年に数回、僕もどこかしら旅行する。友達と出かけることが多いかな。旅行のあり様について考えた時、1つの軸があると思う。事前に下調べするか、行き当たりばったりかの軸だ。完全な行き当たりばったり派(100:0)は現地に到着した段階でその日の宿や行くところを決めるだろう。反対に純血な事前下調べ派(0:100)はスケジュールを完璧に決めて分単位で行動するのではないか。そんで僕の場合はやや下調べ派に重心が傾いていると思う。理由は2つ。所属集団内でのポジションによるが、基本的に僕はアクシデントが嫌いだ。もう1つは、事前に知識を仕入れておくことで観光地や町並みを歩いてるだけで倍楽しめるから。
さてさて、インド旅行までちょうど2週間ちょい。再び自分に問う。何でインド行くんだっけ?日常がダレてきたから、というのは分かるが、インドじゃなくても良かったはずだ。行ってみたいな〜と思っていたお祭り(ホーリー祭)がちょうどこの時期だったのもあるが、それでも理由としては不十分。せっかくなら周りで誰も行ったことのない中東とかにすれば良かったかな、とも思う。どっちにしろ、我ながら一大決心。体力温存型のくせして自分の陣地から飛び出そうとしている。まだ実行していないにも関わらず友人、親族からは勇気ある行為だと称賛される。そんで、逆の立場だったら僕も同じことを言っていただろう(ていうか本当に言ってた)。しかし、今ならこういった行為の仕組みが分かる気がする。危険地に踏み入る人、新天地に飛び込む人。なにも彼らは恐怖に打ち勝ったとか、勇敢なわけではない。単純にアドレナリンとかの脳内物質が出やすい性質を持った人で、一時的な興奮状態に陥っているだけだと思う。だから、一旦冷静になってしまえば見落としていた恐怖がポコポコ頭に浮かんで萎縮してしまうのではないか。この性質は個人の生き残りとしてはややアウツだが、種全体の生き残りを考えたら必要不可欠なものだ。まあ、情報が極度に乏しいまま命がけで新天地へ向かった16世紀の船乗りたちに比べたら僕なんか同じ文にいることすらおこがましい。やれやれ。