日記。

日々の徒然を書き留めてます。

インド旅行4-1

3/5(日)08:00〜
たしか8時くらいに起床。自然に目が覚めたわけではなく、僕の上にいる同室の男が慌ただしく動いていたためだ。ドミトリーで二段ベッドだったからずっとベッドがギシギシいっている。最初は、シ◯ってんのか?と本気で疑っていたがそれにしても長い。おそるおそる上を覗くと自分の荷物を整理している(散らかしている?)だけだった。それにしても慌ただしい。昨今では自身の忘れっぽい性格などをADHDと自称してキャラクター化を謀る人が多いが、その中でもこの人は本物だと思った。よく考えたらインドに来ている日本人ってだけで、平均からは捉えられない性質があるのだろう。
久しく目にするモノホンを後にしてゲストハウスの屋上で一服する。デリーの日差しは朝でもお構いなしに強めの設定だ。今日は特に用事を決めていない。観光しようと思っていたが特に気になるところはないので、午前いっぱいはゲストハウスでゴロゴロし、午後は適当に散策するとしよう。実は日本を出る前は一通り観光地を巡るつもりでいたが、そんなことをしなくても街そのものが新発見の連続で刺激に富んでいる。なんか色々あるらしいけど、わざわざ有名所と言われているところに足を運ぶ気は失せていた。
スマホをいじいじして午前中を過ごす。日本にいるときとやってること変わらねえじゃんと思ったが、自分の金でここまで来ているんだし、どこで何をして、どう過ごそうと僕の自由だ。そう、自由!飛行機に乗って出国したときより、リキシャに揺られているときより、タージマハルを見たときより、インドのゲストハウスでただ何もせずボーーーッとしていたときが最も自由を感じた瞬間だった。
また同時に、自分のSIMカードが使えなくなっていることに気付いた。思えば昨日から使えなかったが、それは首都であるデリーから離れたことが原因だと思っていた。どうやらデータ使用量に達してしまったらしい。色々調べてみると、撮った写真をiCloudに保存する項目がONのままだったのが原因だと考えられる。2日目からいきなり外でネットが使えない事態になってしまったが、不思議とそこまで不安にならなかった。彼女と即時に連絡が取れなくなるのは痛いが、ネットが使えないことで困ることがないことに気付いた。分からないことがあったらそこらへんのインド人に聞けば良い。そもそも何もなくても話しかけてくるから、こちらからアクションを起こさないと何もしないSafariなんかよりよっぽど気が利く(※信憑性に難あり)。f:id:gaku-diary:20230321033952j:image