日記。

日々の徒然を書き留めてます。

単刀直入、素晴らしい。

2/11(土)
午後。エンジニアの友達といつものDOUTORへ。この日はカナダの借金を建て替えてもらおうとして僕から呼んだ。一応、カナダからは3月中に返すと言われたのでそれまで待てばいいのだが、こちらは間近にインド旅行が控えている。軍資金は少しでも多いほうが良い。エンジニアとカナダは中学の同級生どうしで、その付き合いは10年に及ぶ。さらにエンジニアは人1倍、いや、100倍くらいは金というものに対して重心を置いているので、貯金額でいったら同世代の中でも頭3つぶんくらいは抜き出ている。こんな事情もああり、今回は彼に建て替えてもらうこととした。本人には・・・黙っておくか。gaku-diary.hatenablog.comお互いの仕事の話になる。僕のほうは相変わらずだが、彼はいよいよ自分の市場価値を高めつつある。日々勉強、日々研鑽。技術職だから「自分は〇〇ができます」と言えるのが強い。営利集団である会社と取引きできるブツを持っているから、精神的自由を感じているのだそう。だけどそれが幸せに結び付くかはまた別の問題だよね〜って話になって終わった。なるほど、人生のステージってこんな風に遷移するのか・・・。
3万円を受け取ったあとは駅4つぶん散歩。最近は運動不足で足腰の衰えを感じていたから、こういう機会はありがたい。終盤はフラフラになりながらいい感じの喫茶店に避難した。え、初めて入ったけどまじでいいな、ここ。ちなみに小生はめぞん一刻が大好きで、特に登場人物が喫茶店でダベっている姿に憧れを抱いているから、このような場所についつい惹かれてしまう。めぞん一刻の時代設定が(というか連載時期が)1980年代で、ちょうど日本のバブル景気と重なる。だから喫茶店で過ごす、あの余裕ぶっこいたモラトリアム大学生の空気感がありありと目に浮かぶ。その呑気さといったら!まあそれを令和になっても敢行していたのが僕(ら)なのだが。
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店内を見渡すとまず目に入るのが、中央に鎮座している電話ボックスだ。単刀直入、素晴らしい。もしここの経営者がエコノミックアニマルだったら、とっくのとうにこの電話ボックスを撤去して、座席数を増やしているだろう。だって誰も使わないし、利を産まないスペースに払う場所代がもったいないからね。しかしどういう理由かは知らないが、ここに残っている。取り残されているのかな?どちらにせよ、僕にとってこのムダがたまらなく愛おしいんだ。まさに贅沢空間。話は変わるが、電話ボックスとか今のガキどもにはマジで意味が分からなそう。ドラえもんもしもボックスを通してしか理解できないんじゃないかな。今の時代の流れを考えると、もしもボックスを考案した22世紀の技術者は相当なレトロ好きだったと見える。f:id:gaku-diary:20230211210129j:image