日記。

日々の徒然を書き留めてます。

ブラックコーヒー我慢して飲む男の子に物申す

11/20(日)

忘れないうちに「ブラックコーヒー我慢して飲む男の子に物申す」について。

gaku-diary.hatenablog.com

↑に出始めだけ書いたが、もう一度。

恋愛系の創作物において、主人公の男の子がデート中に我慢してブラックコーヒーを飲む描写がよく出てくると思う。それを見て女の子側が(無理しちゃって、可愛い♡)となるのかどうか、その後の展開はさておき、今回はこの「無理してブラックコーヒーを飲む」という行動に至った男の子の動機付けに注目したい。

まあ、これについてはうんぬん考える必要もない。要は"カッコいい大人に見られたい"という欲求故の行動だろう。甘い物好きというのは子供の特徴で、苦味を好むのは既に幼齢期を卒業した証として捉えられる。ググってみると、経験不足な子供の舌は苦味=毒物、酸味=腐っていると本能的に判断し、結果甘い物しか栄養源にならないと思い込んでいるそう。また、糖分には体の熱を発散させる効果があるらしく、熱がこもりやすい子供の身体もやはり甘い物を欲しているんだとか。

閑話休題。さてさて。この男の子に関して、僕は「自分の欲求を前に出しがち」だと思う。たしかに、成熟した人として見られたいという気持ちは分からんでもない(いや、本当に分からないかもしれない)。しかし、人間関係を築くにあたってその行動は独りよがりな気はしないだろうか。「ブラックコーヒーを飲む男はカッコいい」と思うのは勝手だが、目の前の女の子もそう思っているとは限らない。むしろ、目の前でカッコつけられると何かこちらが反応しなくちゃいけない気がして、僕は嫌だ。本当に見たいのはあなたの苦そうな顔じゃない、美味しいもの食べて幸せそうな顔してるあなただ。

それに、もし本当にその女の子に好かれたいのならまずやるべきことは「その子に関心を持つこと」ではないだろうか。少なくとも僕はそう思っている。何が好きなんだろう、どんな背景があるんだろう、普段何して過ごしているんだろうと、こういった過程を踏んでその人を知ってからが人間関係のスタートなはずだ。それがなんだ、自分の「こう見られたい欲求」に他人を付き合わせるな。お前のコーヒーにうんこ入れるぞ。

総括。うんこ入れるぞ。f:id:gaku-diary:20221121104140j:image