日記。

日々の徒然を書き留めてます。

2人席空いてます〜あ、ちなみに

2/25(土)
午後13時、目を覚ます。昨日の夜に本屋と上野でしこたま飲んでベロベロ。しかもその後少しの時間だがヒモパチカスと散歩したから体力のすべてを使い果たす。帰ってすぐに就寝できた。少し頭は痛いが、今日のデートを遂行するには十分な休息が得られた。
本来の集合時間より40分ほど遅れて新宿駅に到着。彼女はあと少しで着くと言うので、新発売されたSuntoryのドリンクを購入して東口をぶらぶら。お互い遅刻前提で集合時間を決めているので、この後の新大久保まで行ってカンジャンケジャンを食べるという計画に大きな狂いはない。
トルコ災害の募金運動をしている団体の横で会い、いざ出陣。以前新宿駅から新大久保駅まで歩いたこともあり、経験上そんなに遠くなかったはずだ。しかし今日はやけに遠い。おまけに風も冷たかったから修行僧みたいな気分になった。僕はともかく、ヒールを履いている彼女に申し訳なくなった。いわゆる”できる”彼氏くんはデート当日の気候も調べたうえで最適なプランを練っていくのだろう。それが素でできる人は本当にすごいと思う。しかし、彼女のために頑張りすぎる彼氏がいても、それはそれで長続きしないんじゃないかな、と思う。恋愛ガチ勢になることは将来的に良い経験になると思うが、1人の人間に多くを費やしていたら振り回されるし、振り回そうとしてしまう。加えて今の社会は流動性の高い人間関係を可能にしている。1人の人間と長く関係を続かせるためには、片方の手で持てる程度の気楽さも効果的だろう。・・・とまあ、ここで言い訳じみたことをつらつら書いてもしょうがないね。
なんとか駅付近まで到着。余計な労力はもうこりごり。なので席が満員でないか候補のお店に電話をかけたら、『2人席空いてます〜あ、ちなみにカンジャンケジャンは出せません』と返ってきた。おお、聞く前に回答された。きっと同じことを聞いてくるお客さんがたくさんいるのだろう。仕方ないので彼女が調べてくれた別のお店に連絡。席もあるしカンジャンケジャンも食べられる。ダッシュで向かった。
着席し、彼女はカンジャンケジャン定食、僕は既に殻から中身が取り出されている丼のほうを注文。ついでにお酒も頼んじゃおう。悩むまでもない。チャミスル一択だ。
料理が到着し、いざ実食。きれいな食べ方で定評のあった彼女もビニール手袋をつけ、パキパキと殻を噛み割った。味は好みが分かれるところだろうが、それより気になるのは食べにくさ。これじゃあ味を楽しもうにも集中できないではないか。蟹の鮮度の他、お店の味付けなどによっても色々変わってくるだろうが、僕はもういいかな、という感じだ。とにもかくにも気になっていた物を食べられた。思い残すものはないさ。f:id:gaku-diary:20230227001935j:image
お酒も入り、やや満腹気味でお店を出る。流れ的にはホテルかな?しかしまだ時間も早い。彼女は生きたタコが食いたいと言った。ネットでよく見る、新鮮故にまだ足が動いているタコの刺身のことだ。お、それは俺も食べてみたい。手を繋いで混雑した新大久保を練り歩いた。この日で一番デートした。
街を一周した後、駅の近くにある人気店に凸った。順番待ちで階段の踊り場に座っていたとき、お店の人が生きたタコがたくさん入っているビニール袋を持って駆け上がっていった。列の長さの割には意外と早く入店できた。さっそくお目当てのタコのやつとその他二品、マッコリを注文した。チア〜と言い乾杯。マッコリを飲むのはおそらく初めてだ。日本でいうどぶろくみたいなお酒なのかな。かすかな酸味と炭酸具合が良い。アルコール度数もそんなに高くないのでごくごく飲んでしまった。タコのやつが到着し、備え付けのレモンをかける。うねうねとのたうち回るタコの足を見て「パイレーツ・オブ・カリビアンみてえ!ギャハハハ!」と彼女は大変ご満悦であられた。インスタのストーリーに投稿しようと思ったがさすがに辞めといた。f:id:gaku-diary:20230227001939j:imageお腹いっぱい。お店を出ると時刻は19時。いつもより早めの集合だったから仕事の時間までまだ2時間半くらいある。やったね。それまでホテルでくつろいだ。とてもきれいなホテルでテンションアゲ。1回セックスして、しばしゴロゴロ。話している最中、彼女が過去の男関係のことをポロっとこぼした。頭に置いといても良いことはないので普段は聞き流しているが、この時ばかりは妙に頭に残ってしまった。2回目に挿入しているときそれを思い出してしまい中折れ。彼女に正直に話したら僕を突き飛ばし、そっぽを向いてしまった。覗いたら目から涙がこぼれ落ちていた。