日記。

日々の徒然を書き留めてます。

父親

10/11(火)
最近、というかここ数年父親が異様に優しくなってきている。今日なんか「ハンバーグ食べるか?」って僕が家を出る前に振る舞ってくれた。しかもちょっと手が凝んでるやつ。
他の家庭での父親がどのような存在なのかは知らないが、少なくとも僕の中では恐怖の象徴だった。いつもニコニコしている母親とは対象的に父はいつもムスッとしていたし、切れるタイミングが分からないので地雷感もあった。前回はなんともなかったのに何で今回は!?とよく思ったものだ。思えば、こちらが何か悪いことをしたときに考える暇を与えずに怒鳴り散らして教育するような人だった。それが原因かどうかは分からないが、ただの会話だとしても目を合わせてちゃんと話したことはほとんどない。そういえば最後に目を合わせたのは去年、僕が近所の公園で見つけたでかいミドリガメを持って帰って飼いたいと駄々をこねた時だ(当然怒られた)。その時も数年ぶりに目を合わせたからか、父も動揺しているように見えた。
そんな父親が最近はめっきり鳴りを潜めている。だが、別にそこまで疑問に思っているわけではない。単に歳をとって体力がなくなったのだろう。しかし、遅いのかな。こうなってからようやく父親というものを外から、家庭内役割を飛び越えて、一人の人間として接してみようと考え始めた。f:id:gaku-diary:20221012071939j:image