日記。

日々の徒然を書き留めてます。

大吉おみくじの正しい使い方

10/12(水)
動き続けている限り、イベントはひっきりなしにやってくる。当然嬉しいことばかりではなく、時には体がえぐられるくらい苦しいことも、そりゃ出てくる。そんな時、人はどのような行動をとるだろうか。信頼できる友人と飲みにいくか、一人で映画を観に行くか、それともひたすら家にこもって傷が癒えるのを待つか。いずれにせよ、その嫌だったイベントのせいで今後ビビって行動しなくなってしまうのはもったいない。だからできるだけ自己流のリカバリー方法を持っていることが望ましく思える。それもたくさん。
そして最近、僕は新しいリカバリー方法を発見した。全ての人が使えるわけではないが、非常に有効な手だということがわかった。その名も「大吉だから大丈夫!作戦」だ。内容は、想像どおり。辛いことがあったら大吉のおみくじに書かれていることを読んで元気を出すというものだ。この方法は運の要素が強くなってくるが、もしおみくじで一回でも大吉が出ようものならしめたもの。有効期間はその年のその日以降ずっとだ。しかもかかる費用はたったの100円だから飲み代よりもだいぶ安い。コスパ最強。「ひひっ、確かに良い方法だあ。だが、俺ぁリアリストなんだ。そんな紙っぺらに頼るくらいならソープに行くぜ・・・」とか言う猛者もいるかもしれない。別にその人のことを否定する気はないが、一度これを見てほしい。f:id:gaku-diary:20221013070525j:image
どうだろう、確かに紙っぺらではあるが、こんなにはっきりと「あなたに良いことあります!」って言われるとなんだかそんな気がしてこないだろうか?これは僕が9月に浅草寺でひいた大吉のおみくじで、当初はやったーとか言いつつあまり中身に目を通してなかった。しかし、最近ダメージを負ったときに何気なく読んでみると、少しではあるが確かに元気がわいた。もう既におみくじをひいてそれが大吉だった人。いますぐ財布から出してスマホカバーの中に入れよう。それが無理でも、できるだけ目にする場所に配置しておくことを強くおすすめする。
こういう経験をすると、やはり人はリアル一本だけで生きていけるとは思えなくなる。なんでもいい。例え非科学的でも、一般的でなくても、自分に都合よく世界を解釈できる物語を持っていることは救いだ。たとえ周囲の人間から”ない”と言われるものでも信じられる性質は失いたくない。