日記。

日々の徒然を書き留めてます。

現代(イマ)に追いつけ!3

4/15(土)
まーた彼女関連の日記。というのも過去に何があったのか忘れてるので写真フォルダを見返すしか方法がない。毎日写真を撮っているわけじゃないので、必然と日記に出てくるのは何かあった日だけだ。この日は良い感じの蕎麦を食べに行った。
ここ数ヶ月は食に対する好奇心が増しつつある。美味い不味いよりも、色んなものを食べてみたくなっていた。直近では彼女のまつ毛も食べた。ほとんどアレルギーの無い体で産まれて本当に幸運だと思う。
日本において蕎麦は、天ぷら、寿司と並ぶ歴史的な食べ物だ。歴史が深いぶんバリエーションも多岐にわたり、同時にその価格帯も両極にまで拡がっている。ここでふと気になったのが、今まで僕の食べた蕎麦は低〜中の価格帯ばかりだったような気がする。値段は上を見ればキリが無いが、ここいらで中+以上の蕎麦を経験してみたくなった。
〜食べてみた結論〜
美味しかった。ざる蕎麦を注文したのだが、最後に麺をすくう時、ざるのほうにちぎれた麺が見当たらなかった。それだけ麺の強度が高いということだろうか。あと何よりも蕎麦以外のメニューが素晴らしい。特に面白いと感じたのはこれ↓。麺になる前の蕎麦玉的なやつ。お母さんに怒られることなく、合法的にホットケーキの元を食べた気になれる。醤油とわさびでいただいた。舌触りは滑らかで独特な渋みが印象的だった。f:id:gaku-diary:20230517031030j:image

4/19(水)
19日は祖父の命日だ。仕事帰り、そのまま墓参りに向かった。花と線香代で毎月2500円持って行かれるのは少々痛手。それらは境内にある小屋で購入しているのだが、薄々と相場より高い気がしてならない。花屋で花を買ったことないし、もちろん線香だっていくらなのか分からない。だからこうなるんだ。もし祖父に口が聞けたら「おめえも商売人の息子ならちゃんと考えろ」と言われるだろうか。いや、多分言われるとしたら「仲良くなれ」。
帰りは上野公園にあるスタバに寄った。生粋のDOUTORerである僕は普段他のカフェには目もくれないのだが、一年のうちある時期だけはスタバに行っている。それはメロンフラペチーノが発売されている時だ。去年試しに飲んでみたらまあ美味いこと、美味いこと。スタバの店員は人ができているので、上野公園が住所です、みたいな格好をしている僕でも快く受け入れてくれる。屋外の席に座り、ゆっくりと食す。うーんうめえ。周りを見ると皆金持ちそうでビビった。午前中からスタバで優雅にしている奴らなんて大体は生活に余裕を持ったマダムたちだ。おい、その犬俺の拳くらいの大きさしかねえじゃねえか。今度うちのデブ犬連れてくるからよお、対戦させてみようぜぇ。ケヒ匕。f:id:gaku-diary:20230517031103j:image

4/22(土)
この日も彼女とデート。会いすぎ?まあ週に1回以上は会ってるね。ちなみにペルー料理を食べてみよう!の会だ。実は以前、偶然見つけて行ってみようという話になったのだが、約束したその日は生憎と満席で入れなかったのだ。だからこれは2回目のチャレンジ。
店内は落ち着いており、僕らの他に客は二組しかいなかった。4〜5人のインカ帝国研究会みたいなグループと、おばさま達数名。窓際にはモルモットとアルパカのぬいぐるみが飾られていた。実際、ペルーではモルモット(クイと呼ばれている)がメジャーな食料だというから、ここのお店の人はどういう気持ちでこれらを飾っているのか気になるところだ。
席につき、ペルー産のビールとカレー形態の料理を二品ほど注文した。しばらくして料理が到着。うわあ、名前ちゃんと覚えとけば良かったな。いざ実食。まずは一口・・・頭の中に???が浮かぶ。全くもって未知の味だった。美味い不味いではない。僕の味覚が劣っているのか(喫煙者なので充分あり得てしまう)、これまで口にしたどの調味料も入っていないように感じてしまった。僕は探るようにゆっくりと咀嚼していたが、一方目の前の彼女はお構いなしにガツガツ口に運んでいた。以前家族と食べたことがあると言っていたが、それとは関係なしにどんな環境でも生き残れそうな生命力を感じた。素晴らしい。ありがとう。
他のグループが退店する際、店員さんは『グラシアス』と声をかけていた。あれ、グラシアスって何語だっけ。調べてみるとスペイン語だった。そうだった。大航海時代にスペインとポルトガルの両国間で結ばれたトルデシリャス条約というものを思い出す。簡単に言うとこの条約は、アメリカ大陸を”発見”した両国の勢力圏の境界をどこにおくか定めたものだ。その境界線はブラジル東部を南北に走り、それより東はポルトガル領、それより西はスペイン領と決められた。ペルーは南アメリカの西部に位置しているから、今でも公用語スペイン語なのだ。フンフン。今度からエスニック系に行くときは事前に歴史を調べておこう。きっとそっちのほうが面白いはずだ。f:id:gaku-diary:20230517031129j:image