沖縄旅行3

3/18(土)
ちょっと早めの起床。おいおいもう帰宅日じゃねえか。結局昨日は海に行った後に少しだけ散歩、居酒屋2件回って宿に戻った。東京にいる時とやってることが何ら変わらない。僕の仕事の都合もあり2泊3日の弾丸沖縄ツアーはこのような形で幕を閉じることとなった。もうちょい計画を練っていけば良かったのだが、お互い事前に会える時間も限られていたし仕方ない。リベンジを誓って荷物をまとめた。
昼過ぎのフライトまで少し時間が余ったから国際通りをぶらぶらすることにした。家族へのお土産はここで買おう。ハブ酒は喉から手が出るほど欲しかったが値段はどれも一万円以上。先週までインドにいてよく分からない金の使い方をしていたので、ここでセーブしとかないと金銭感覚が本当に狂ってしまう。ありきたりなちんすこう（700円くらい）を買った。また、小腹が空いてきたのでついでにこいつも購入。肉と玉子と米だ。量もさることながら完璧な食べ歩きフードだ。どこででも作れそうな割には関東ではあまり見ない。
友人のお土産選びに付き合っていると、ふとコンドームコーナーが目に入った。ドンキでは18禁カーテンの向こうに配置されてるようなものが、こうも日の下に晒されている。南国の性文化というやつか？修学旅行生も大喜びだろう。さすが出生率47年全国1位の島だ。ついでに離婚率も18年連続で全国1位。
文化は文化として尊重するとして、個人的に僕はこのような姿勢は好きではない。こういった性コンテンツは天日干しにするかのごとくオープンにしてはいけない。もっと湿度100%の場所でひっそりと佇んでいてほしい、と思う。だってそっちのほうがエロいじゃん？性コンテンツが公になればなるほど萎えてしまう。もしパラレルワールドの僕が沖縄に移住して女の子とそういう雰囲気になっても、そこまで楽しめないんじゃないかな。ニチャ度が足りん。バカタレ。
那覇空港到着。ブランド品の免税店を横切っている途中、あるショルダーバッグが目に入った。店内の中央に位置するそれはCOACHのやつで、ディズニー100周年とかでミッキーの柄が刻印されてあった。少し気になったのでズカズカと入店、手に取るとお値段8万円。はえ～、僕の今背負っている無印のリュック8つも買えちゃうなあ。しげしげ眺めていたが、すぐにある考えが脳天を直撃した。「これ転売したら利益出んじゃね？」急いで僕はネットで正規の値段を調べた。9万6千円だった。これを中古で安く売っても1万円は利益出るかもしれない！思いついたが吉日。デッキからクレカをドローし、目当てのバッグをむんずと掴み、「これください！」と女性の店員に頼んだ。目ぇまん丸にしてたなあ。果たして、僕と友人の沖縄旅行は最後に思いがけない買い物をして幕を閉じたのだった。