日記。

日々の徒然を書き留めてます。

人間、勝負を仕掛ける時は

12/22(木)

仕事帰り、友達(カナダ)の指定した喫茶店へ向かう。駅から徒歩3分ほどの位置にあった喫茶店は全席喫煙可でレトロな雰囲気がぷんぷんしていて良かった。朝8時は誰もいなく、丸眼鏡をかけた女性店員がたどたどしくメニューを聞きに来た。まだ始めたてなのだろうか、マニュアルに忠実になりすぎて言葉が被ってしまう。これもまた趣きがあって良い。f:id:gaku-diary:20221223191359j:image

友達と合流し競馬場へ向かう。ギャンブル中毒の彼も行くのは初めてらしく、お互い楽しみにしていた。凍えるような小雨が降っており傘を持つ手が震えていたが、心はワクワクしていたのでさほど気にならなかった。

平日だと言うのに競馬場にはまあまあの人だかり。想像通りおっさんおばさん連中が大半を占めていたが、中には若いカップルも見受けられた。リア充破産しろ、である。

馬券を買おうと思ったが、あいにく僕はSDGsな野郎なのでオンラインで購入した。紙も無駄になるし、何回も立ち上がり買いに行くの面倒くさいでしょ。

買い方は人それぞれ。狭く深く買うか、広く浅く買うか。僕は断然後者なので(短時間で大金失うの怖い)1レース目はなんとか当たったが、回収率は70%ほどか。このままじゃ数100円ずつちまちま失うハメになるな、でも予想外れるの怖いし・・・とかウロウロしていたら3レース目で友達が1万6千円当たってた。いくら賭けたの?と聞くと4000円だと言う。おおふ、まじか。全頭の単勝に100円ずつ買ってた自分と比べて、その大胆さに肝を抜かれた。ギャンブルに限らず、人間、勝負を仕掛ける時はこういった姿勢で臨むべきだと思った。考えを改め、彼ほどではないが僕も狭く深く賭けた。

次で最後にしよう、3連複に3200円。彼は3通りの計1万5千円。結果は全敗。2着に6番人気が食い込んだ。僕が1万円、彼が6千円の負けだ。

14時を少し過ぎた頃、シャトルバスで一言も交わさず帰宅。今までギャンブルで負けて凹んでる奴をバカにしていたが、まさか僕がそうなるとは思わなかった。自分でも信じられないのが、お昼ご飯に競馬場で買ったカレーを我慢していたらもう600円分は勝負できたんだな、と回想していたこと。f:id:gaku-diary:20221223191158j:image