日記。

日々の徒然を書き留めてます。

成績の悪かった人の巣窟

2/18(土)
昨日の夜は飲んでヘロヘロになっていたので早めの就寝、早めの起床。飼い犬からのテレパシーを受信したため真っ暗なうちに散歩へ出かける。
帰宅後はササッとシコった。このまま眠れれば良かったのだが、朝食の準備の音を聞いてのこのこリビングに出てきてしまった。悔しいが朝から活動するのは気持ちがいい。久しぶりに両親と顔を合わせら、心地よい連帯感のようなものを感じた。食欲がアップし、行動的に。ほーんの少し、両親のテンションも上がっている気がした。僕は普段朝にいないから、サークルの新歓さながら、高揚感が維持されているのだろう。母がせっせと大量の朝食を作る。父もニコニコしながら、屋上から柑橘系のフルーツを取ってきちゃったりして。甲斐甲斐しく朝食も運んでくれくれちゃったりして。相変わらず飼い犬は吠え続けているけど。
今日の予定を聞くと、どうやら母が使わなくなった会社のパソコンを廃棄するために、足立区まで車で出かけるらしい。お前、行ってやれ、と父からの指令。ふわぁ〜い。
時間が来るまで部屋でゲームをしているとノックの音が聞こえる。返事をすると母からだ。FPSのゲームだったので手が離せないし、集中していたから「後にして!入って来ないで!」と言ったらものすごい形相で母が乗り込んできた。「なんで入ってくるのぉ!?!?」と聞くと、「いや、危ないクスリをやってるのかと思った・・・」と。ゲームには負け、おまけに母は内容を忘れていた。なんて愉快な土曜の朝なんだ。
車の中では父への愚痴を聞いていた。どうしてこうも人妻は旦那の愚痴を言いたがるのだろう。酪農のアルバイトをしたときも、社長の奥さんから延々と聞かされたのを思い出した。きっとコミュニティのほとんどが旦那と子供で占められているから、鬱憤のはけ口を欲しているのだろう。母親である以上、人間味のある行為ははばかられるのかな。「ん?俺もお母さんの息子だよねえ?」不安げに聞くと、「あんたはペットみたいなもんだから」と返された。青信号になったのを見て、とりあえず、「にゃあ」とだけ言っといた。
用も済み、適当にサイゼで昼飯。ドリンクバーに並ぶのはジャージを着たヤンキー上がりの父親とマナーの良くない子供。店内は騒がしくそこら中で赤子の鳴き声が聞こえる。言い方は悪いが、公立中学で成績の悪かった人の巣窟な気がしてならない。しかし、近頃最寄り駅のマックが潰れたことを考えるとこの若さと喧騒がとても素晴らしいことのように思えた。歩くのとレジの支払いが遅いお年寄りは1人もいない。この場所だけ人口ピラミッドがちゃんとピラミッドの形をしている。隣を見ると女子中学生2人組が勉強をしていた。入り口付近を見ると子供を抱いた同い年くらいの母親たちが席の順番待ちをしていた。(この町には未来がある・・・!!)そう思い、早々にテーブルの上のものを平らげサイゼリアを後にする。この活気に触発されたのか、僕が帰りの運転をしたくなった。f:id:gaku-diary:20230218235359j:image