「むにゃ〜」って聞こえた。

1/11(水)
今日はおなじみMちゃんとうどんデートの予定、だった。「10時に東京駅待ち合わせね〜」と約束し、ただ今の時刻は10時10分。銭湯帰りの僕は鶯谷のDOUTORでダラダラしていた。遅刻しているのは僕の方ではない。Mちゃんのほうだ。2 3時間前からLINEの返信が来なくなっていたので2度寝の可能性大だった。電話をかけてしばらくすると「むにゃ〜」って聞こえた。僕が生粋のDOUTORerじゃなかったら今頃怒られてるぞ。とまあ、僕は遅刻に関して寛大なのだが、喫緊の問題はこの眠気。いや眠気だけじゃない。最後にちゃんとご飯を食べたのはいつだっけ？ってレベルの空腹具合。何か先に食っちまうか・・・と思ったが割と有名なうどん屋に行く予定だったので、最大限美味しさを味わうべく我慢していた。
もうそんなこんなで12時。眠気と空腹が限界の一番端っこに達したときにようやく合流できた。本当は漫画喫茶などで軽く休息を取れば良かったのだが、今日に限ってそんな機転は効かず。僕はMちゃんに文句の1つでも言いたくなった。しかし、後ろ姿を発見し顔を見た瞬間、自然に口角が上がってしまった。これは・・・
？？？「体が嬉しがっているのよ」
やれやれ。

眠い。新橋のレンタルルームで仮眠を取ることを提案した。駅に降りると眼前にゆりかもめの文字が。ん、急にモノレールに乗りたくなってきたな。眠い。お腹空いた。されど我々はその空中船に乗り込む。先頭に滑り込んで、いい眺め。視界に突然、1カートンのタバコが現れた。右に座っていたMちゃんから僕への誕生日プレゼントだった。大げさではなく、ここ数年でもらったプレゼントの中で一番嬉しいかもしれない。まだ学生なのに、限度額なのに、リボなのに。僕のために決して安くないプレゼントをくれたその心意気に涙した。

お台場で降りてタコスを食す。ビル街と東京湾の汽水域を眺めながら、タコス、タコス、タコス。あれ、今日会話少ないかな。気にしてないかな。