俺史（2022年編）

12/30(金)〜31(土)
30日の夜、大学から唯一付き合いの続いている友達(中国人留学生)と忘年会もかねて飲みに行った。飲みに行ったと言うより、ラーメン食って酒缶片手に散歩したと言ったほうが正確だ。会話していくうちに今年起こったことのダイジェストが始まったので、それを頼りに2022年を振り返っていこうと思う。

1月
実家のリビング的なところで七輪で餅を焼いて食べてた。この1ヶ月後に社会人生活が始まるがイマイチ実感が沸かなかった。社会人＝会社に勤めている人ではなく、学生生活が終わった人なだけで、それ以上でもそれ以下でもない。後は自由だ。

2月〜4月
いざ働き始める。週5日、1日7.5時間労働(派遣先がめちゃくちゃホワイトだった)で、生活リズムが一瞬にして整う。すげえ。会社から要求されている勉強を毎日こなしていた。めっちゃ薄給だったが、毎日やることがあるだけで充実していた。その分野は思想的にも自分にマッチしていたし、何の役に立つかが明確だったから日々の成長を感じやすかった。学生時代の消化試合と似た虚脱感は一切なく、今まさに自分の人生をコントロールしているのだと、やっと操縦席に座れた高揚感に溢れた月だった。友達に未だ学生をやっている人が数人いるが、働き始めるだけでだいぶ楽になれるし、楽になるどころか「これからどうしよう」って人生を構築する楽しみすらあるから、多留学生にはさっさと大学を辞めて就職を勧めている。どうせ優良企業には行けないんだから社会人経験積んだほうがいいぞ。大卒にこだわって精神弱らせるよりはまだマシでしょ。

5月
エンジニアの友人から某企業を紹介される。まあ受けてみれば？の提案でしかないのだが、これに結構悩んでしまった。確かに今の勉強やり続けても実際に業務に携われるのは1年後とかだ。これに関しては大卒ほどの信用を得ていないから仕方ないと諦めていたのだが、今転職に成功したら実務経験も積めるし、給料も上がる。コロナ完治後、今の勉強を放棄し転職活動に精を出す。
Tinderで女性と会うことが増えた。ちょっとしたお金もできたし、東京中を駆け巡る。こういう経験をもって地理とか土地に詳しくなるんだろうなあと思った。元カノと出会ったのもこの時期。

6月
転職活動は上手くいかなかったが、女性関係は隆盛を極めていた。明日死ぬんか？って感じ。しかし調子に乗っていたら今年最大規模の事件が起こる。gaku-diary.hatenablog.com毎日死にたい気持ちになり、転職活動も中断、会社も休みがちに。しかし、これを機に重度の処女厨が緩和された。処女厨をこじらせたままだと、もし結婚することになったとき大変なことになる気がする(嫁、子供への必要以上の監視など)。過去に誰かとセックスした相手でも好きになれることを知れたのは良かったな。

7月
将来の夢であった海外旅行を先にやろうと思って（以前は海外旅行する前に日本で生産力を身に着けようと考えていた）英語を使う職場を探す。英語力は入ってから鍛えればいいや！と、帰国子女の友達に代わりに試験を受けさせたら面接翌日の朝に採用電話がきた。目的のために手段を選ばないことを実践したのにはその直前に読んだ本に感化されたからだと思う。ルールや慣例を守ることは自分を守ることにも繋がるが、自己保身を第一に考えている限りこの枠組からは出られない。そのおかげで月収が15万増えました！転職成功のきっかけは何ですか？不正をする勇気です。gaku-diary.hatenablog.com

8月〜9月
あまり記憶がない。単調な日々。日記を見返せば何か分かるかもしれないけど、今思い出せるものはあまりない。人生で初めてセミを食べたのと、人生で初めてキャバクラに行ったことくらいか？

10月
大好きだった祖父の死。あれからもう2ヶ月経ったのか。考えてみれば思い出さない日はない。毎日、日常のどこかで必ず顔を出す。いつか来るであろう親しい人の死は思いの外早くに来てしまった。胸が張り裂ける思いと、心臓に鉛の球がぶら下がったような感覚。親しい人の死、ずばりその感想は・・・めっちゃ疲れる。ものすごく体力削られること、喪主になる前に気づけて良かった。

11月〜12月
仕事は順調。夜勤+めちゃくちゃ暇なので、隣のデスクの椅子に足置いて寝てる。日常がダレてきたのダメだよなあ。1回リロードしたいから海外旅行を計画する。有給連続で取得できるか怪しいところだけど、許可が降りたら3月にインドに行こう。こう考えるだけでハリが出るってもんよ。
Mちゃんとの関係値が(自分の中で)グングン上がる。終端速度には達していないが、まあ落ち着く所に収まるだろう。

12/30(金)
僕「・・・って感じかなぁ、そっちはどうよ」
友達「そうだなあ、あ！人生初の彼女できたよ！」
僕「まじか！おめでとう、どんな人？」
友「マッチングアプリで会ったインド人の子！」
僕「どちらも人口大国で草」