日記。

日々の徒然を書き留めてます。

構造は1人でつくれるものではない

6/17(金)

最後の出勤。と思われたが俺を採用したゲストハウスから連絡が来ない。今後のことについて連絡が来ないうちにはまだ退職願は出せない。報連相しっかりしろと言いたいところ。でもこのルーズさが性に合う気がする。

今日は同期と2人で新入社員のサポート業務をした。正直この時間は好きではない。先輩-後輩という権力構造が簡単にできてしまい、教える側に回った同期が普段よりイキイキしているのを見るのが嫌だからだ。"人に教えることができる権利"を与えられた人間は往々にして自信を持ち、視野が狭くなり、自分の間違いを認めにくくなる。

思えば、そういった現場を散々見てきた。

中2の頃、社会人一年目の教員が部活の顧問になった。まだ権力を扱い慣れていなかったからか、非合理かつ無茶な命令をしてよく1年を泣かしていた。ちなみに、最終的にはその子の親が抗議し教員は俺らに頭を下げたが、そこに保護者-教員-生徒という力関係が見えてしまい彼のことを素直に尊敬できなくなってしまった。部活外では面白い人だったし、割と好きだったのになあ。

話を戻そう。当たり前かもしれないが、構造は一人でつくれるものではない。命令する側とされる側、双方が満足した場合にその構造は長生きする。命令される側にだって良いことはある。それは何も考えず命令に従っていればよい、という点だ。ただ命令に従っている状態というのは、責任から解放された"自由"を感じることができる瞬間でもある。だから、教わる側の人にとって、視野が狭くなり自分の間違いを認めない人のそばにいるという状況は、必ずしも苦しいことばかりではない。

権力構造は両者の協力の上成り立っている。俺は両者のそんな態度が気に食わない。

ああ、眠い。深夜に行われるいつもの密会、控えれば良かったかな。

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