日記。

日々の徒然を書き留めてます。

「ここでカップラーメンが食いたい」

1/13(金)〜1/14(土)
13日午前2時。前回会ったときに気まずかったMちゃんに電話をかけた。正直気が引けたが、もやもやを抱えたまま過ごすのは精神によろしくない。まあ関係性を問いただすとかじゃなく、「なんかあの時、距離感分かんなかったよね」くらいの感想を共有したいと思っていた。ドキドキしながら電話をかける。気づいたら朝5時になっていて、今日の夜会うことになった。対話こそ関係性を円滑にする潤滑油だな。ちなみに明日14日は僕の誕生日だ。お泊りも予定に入っており向こうがホテルの手配もしてくれると言う。感慨無量。
夜8時半。Mちゃんのバイトが終わり近くまで迎えに行く。電車に乗り途中でケーキを2人分買ってもらい、その足でホテルへ。一昨日の距離感が嘘のようだった。
普通のラブホかな〜と思いきや駅チカのブルジョワ感溢れるホテル。ベイビューの部屋で、内装も景色も最高。怖くて値段なんか聞けやしない。ましてや調べることも。こういう、相手が自分にいくら使ったかを把握するのは愚の骨頂だと思う。好意は好意。素直に全身で受け止めて感謝を述べたい。
そういえば夜ご飯をまだ食べていない。こういう祝いのときだから、どこかちょい高級なレストランで・・・。いや、何か違う気がする。部屋の窓から外を眺め、頭に湧き上がってきたものを口に出した。
「ここでカップラーメンが食いたい」
怒られるかな?横目でMちゃんを見ると賛成の表情をしている。よし!スーパーに行き、各々食べたいものをカゴに放り込んだ。台風の前に各家庭で行われる籠城作戦のようでワクワクする。普段素通りする非常食コーナーや惣菜コーナーを見て回った。こんなに面白いなんて知らなかった。f:id:gaku-diary:20230115234457j:image

夜ご飯も食べ終わり、金ローの『思い出のマーニー』を眺めながらベッドでゴロゴロ。そんなこんなで時計は2時を周った。そろそろ寝ようか、となったが外の景色が綺麗だった。深夜散歩が趣味の僕にとって、普段目にすることのない夜のビル街は垂涎の的だ。「なんか散歩したくなってきた」と言うとこれまたOKをもらった。瞬間、ウトウトしかけた頭に大量のアドレナリンが吹き出る。楽しい〜!!f:id:gaku-diary:20230115234139j:image
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朝食ビュッフェではしこたま食べた。その場で注文し、目の前でオムレツを作ってくれるサービスがあったのでもちろんその列に並んだ。コック帽を被った老齢のふくよかなおじさんが調理したオムレツが不味いわけないんだよなあ。
相変わらずMちゃんの食べ方は綺麗だ。特に上海焼きそばの残りをまとめて箸に乗せる様は絵画のようだった。f:id:gaku-diary:20230115234147j:image

チェックアウト後、喫煙可能な喫茶店を見つけてしばしご歓談。モール店をぐるぐるした後は絶叫マシンに乗った。同じ電車に乗って、解散。この2日間、好きなものだけを詰めた遊覧船に乗った気分だ。忘れられない思い出ができてしまった。もはやいちセフレではない。f:id:gaku-diary:20230115234221j:image