日記。

日々の徒然を書き留めてます。

個性の強いコンビニ店員

10/15(土)

コンビニで買い物をしレジで会計を済ませた後、みなさんは店員に対してどのようなアクションをとるだろうか。おそらく大半は何も言わずに立ち去るか、もしくは小さく会釈して終わりのどちらかだろう。僕はもっぱら後者の方だが、ある種の店員に対しては「ありがとうございます。」と声をかけるようにしている。ある種の店員、それは自分のスタイルを確立しているやつらのことだ。例えば「いらっしゃいませ〜」のところを「いぃっら、さいませぇ↑!」のように、あるいは「ありがとうございました〜」のところを「ああっりがとございしたぁあまた!よろしくお願いしやす〜ぅ!」のように、どういう理由かは知らないがなぜかアレンジしているやつらのことだ。彼らは深夜帯に多く出没し、決まってベテランの風貌をかましている。誰でも一度くらいは遭遇したことがあるだろう。なぜ彼らは普通に声を出さないのだろうか。コンビニ店員の経験はないが、僕が思うにあれは単調な業務に耐えるため生み出した一種の遊び心だと思う。荷物の運搬、品出し、たまにある接客、過ぎていく日々。こんなことをずっとやっていると、いつしか「自分って何だろう・・・」と疑問にぶつかってしまうと思う。日々の固定された業務に組み込まれながらも自分は機械ではないと確認するため、彼らは自分の生の証として、あのオリジナリティを付け加えているのではないか。そのための遊び心。結構なことじゃないか。下手にマニュアルに忠実になりすぎて病まれるよりよっぽど良い。そんな彼らに、敬意を表するために僕はしっかりとお礼を言うようにしている。「えっリガつぅござっしたぁあん!」「ありがとうございますーーー!」f:id:gaku-diary:20221017085332j:image