日記。

日々の徒然を書き留めてます。

とは言え、

7/18(火)
とは言え、やはり僕がかっこいいと思う人は世間の価値観に左右されず自分の指針に従うことのできる人だ。周りに自慢できるから、世間体が良いから、を理由に行動選択して、例えば都内の一等地(とされるところ)に住むことを憧れる人よりも、誰も知らないような土地に行って生活基盤を建設できる人のほうが逞しく、また唯一の価値だとも思う。前者は目指せるものであるのに対して、後者は出来る人と出来ない人で区別されるものだからだ。この時点で両者に質的な差があることは自明だ。
人間は他者との共存で生き延びてきた動物だから、どうしても脳のリソースは”自分が隣人からどう見られているか”という題に大きく割かれてしまう。生存上有利な特性だった反面、その意識に押し潰されたり、あるいは踊らされたりする人がいることも事実だ。隣人、ひいては世間の価値観は常につきまとってくる。
から、世間の価値観に左右されないのは1人になっても生き抜く覚悟であり、同時に自己の輪郭を保つことを意味する。少し話が飛躍するようだが、もし世界が食糧難になったら隣人を◯してでも生きようとすることができるだろうか。ここで、◯す前に交渉して関係構築を試みることを、僕は自立という言葉で表現したい。同じ目線で交渉し社会で生活すること。その際に必要なのは自分の指針だ。
ヘコヘコと見て呉れを整えて誰かが作った既存のモノを拝借するより、自分の価値観、自分の言葉を元に飯を食いたいものだ。雑居ビルのトレーニングジムで鍛えた筋肉より、田畑を切り開いて得た肉体のほうが遥かに美しい・・・・・ということを『都心!一等地!』を謳ってPRしている不動産業者のYouTube広告を見て思った。うるせーー!!知らねーー!!f:id:gaku-diary:20230719024647j:image