日記。

日々の徒然を書き留めてます。

俺史②(中学生編)

11/24(木)〜28(月)

こんなん日記と言えるか!上の日付に意味はありません。

2011年4月(中1)
中学1年生、地元の公立中学に進学。シャツと学ランを着て登校。当時は特に意識していなかったが、自分が何者かになり始めた時期だと思う。私は〇〇中学の1年生です、と他者に説明可能な自分を得た。
部活は男子バスケ部。特に思い入れもないのに何でバスケ部にしたんだっけ。厳しい上下関係もあり、今までと全く異なる環境で莫大なストレスがかかる。意思の無いやつは辞めることすらできない。毎朝ドラえもんの登場を願う。
次第に、「理不尽なことでも言うこと聞いてりゃ身の安全は保証されるんだ」と、自分の人権を放棄し、先輩、先生の言うことを何でも聞く奴隷と化す。事実、精神的にはかなり楽になった。周り見渡しても僕ほど様になってるやついなかったから、小6時点の性質も奴隷コースに加担していたと思う。
〜当時の自分を振り返って〜
幼年期からの経験により「常に自分はよそ者である」との意識があったから、同い年との仲間意識よりも自己保身を優先していたのだろう。だから無能アホ教師の言うことを汗かきながら必死に遂行していた。

2011年6月(中1)
初めての彼女ができる。でも当時は女の子の顔なんて見てなくて、髪型が少しでも特徴的だったら好きになっていた(その子はたしかサイドテールだったかな・・・)。友達が仲介役となって手紙をやり取りし、付き合うことになる。しかし付き合ったは良いものの、恥ずかしい感情がでかすぎて一言も話せず自然消滅。てか、あの仲介役が一番楽しいポジションだっただろ。

2011年10月(中1)
我が家にわんこがやって来る。近所のペットショップで生後半年のビーグルが5万円で売りに出されていた。バナナの叩き売りか?やっぱり周りの子犬と比べるとまあまあでかい。父曰く、僕がグレるのを防ぐため犬を飼うことを決めたと言っていたが真相は知らない。ポケモンを見てからずっと生き物を所有することに憧れていたので歓喜。名前付けとかずっとしたかったし。ちなみに名前は僕の案が採用された。

2012年2月(中1)
この頃になると僕のモテ具合が佳境を迎える。学年を飛び越え噂になっていた(らしい)。しかし実際は顔立ち的に周囲より大人びて見えていただけだと思う。中身は小1のままなのにな。モテパワーを持て余し彼女を作る。自信に満ち溢れ性欲の赴くままに行動。手を繋ぐこともなく1ヶ月で振られた。しかしそれに落ち込むことはなく、さーて次は誰を彼女にしようかな〜とか本気で思ってた。ヒェ〜!キッショ!
ちなみに勉強のほうはてんでダメで、成績はケツから20番以内とか。しかし不良に対する憧れもあったので全く気にしない。通知表で理科に1がついた時、彼らに近づけた気がしてまんざらでも無かった。俺史の中でも面白い時期で、不良に憧れているくせ相変わらず奴隷だったから、教師に反発して目立ちたい気持ちとその恐怖心がひとつの体に同居していた。

2012年4月(中2)
お待たせしました。中二病の中学2年生。
部活に後輩が入ってくる。外見(だけ)妙に大人びているからか最初は距離を取られていた。しかし、絶対に威張らない先輩になろうと決めていたため率先して部活後の片付けをやったり理不尽な要求をしないように気をつけていたら割合懐いてくれて良かったです。年下との接し方は、今後も困難なくクリアしそう。

2012年6月(中2)
モテパワーは健在、彼女ができる。友達が多い女の子だったから僕も友達が増えた。その時にファーストキスを済ませる。うっひょ〜!これが”キス”ってやつかぁ!?気持ち良すぎるだろ!って感じで何度もせがんだら2週間で振られた。
ここから僕の女性氷河期が始まる。

2013年3月(中2)
中1夏から塾に通わせているのに一向に成績の上がらない僕についに母親がしびれを切らし、学年末テストで50位以内取らないと塾を替えると言ってきた。勉強は嫌いだったけど塾の先生と友達は好きだったから初めてちゃんと勉強した。結果、何とか合格ラインを突破して塾は継続。やったー!
そこで得たものは2つある。1つは「継続して物事をやり続けたら大小あれど結果は出る」、2つ目は「成績による差別意識」だ。差別意識は仲間意識と言い換えても良い。この時に頭の中に”俺ら”や”あいつら”といった主語ができた。
人の見え方も変わった。今までは1つの枠の中に僕(黒丸)とボス(赤丸)とその他(青丸)があるだけだったが、差別意識がインストールされたおかげで枠の形が変形し、自分がヒエラルキーの中に組み込まれることとなった。f:id:gaku-diary:20221128070516p:imagef:id:gaku-diary:20221128070533p:image


2013年4月(中3)
クラス替え。この時仲良くなった奴らのせいで僕の女性氷河期は加速する。僕は元々下ネタ大好きっ子だったが、それにノリ良く合わせてくる人(パチ屋)と友達になってしまい歯止めがかからず一生男子だけで遊ぶようになる。クラスの中に男子校ができた感じ。この1年は男と下ネタばっかり言って女子との会話が激減したが、中学3年間の中で1番楽しかった。

2013年6月〜9月(中3)
部活の引退試合も終わり、本格的に受験期に突入。今まで経験したことのない種類のストレスに肌を掻きむしりめちゃくちゃ荒れる。また、現実から逃げたい一心で陰毛にブリーチをかけ仲間内で人気者に。ライオンちんぽ。

2014年2月(中3)
私立単願組が一足先に受験を完了。クラスメートの家庭の経済状況が表に出てきて、”イエとカネ”を薄っすらと意識し始める。

2014年3月(中3)
ネットに出回っているオナ禁の効果を鵜呑みにし勃起状態で勉強する日々。受験当日に最大のやつお見舞いしてやるぜ!と20日間のオナ禁を決行。しかし受験2日前に見たエッチな夢(AKB48メンバーのライブ中に見えたパンチラ)のせいで人生初の夢精を経験。「俺落ちるかも・・・」とガラケーで撮ったビショビショパンツを絶望しながら塾長に見せたら過呼吸になるほど笑ってくれた。失敗談は笑い話にするしかないと知る。ちなみに高校は第一志望合格。オナ禁の効果に懐疑的になりながら中学を卒業。