会社をサボって動物園へ。
7/8(金)
会社をサボるなんて当たり前すぎるので単に「動物園に行った」と書けばいいのだが、まあこっちのほうが面白いらしいのでこう題しとく。
上野動物園は俺にとっておじさん(概念)の家のような場所だ。程よく日常から離れており、面白いものがたくさんある。行った回数は数えきれない。幼稚園の頃から行き慣れていて、大2の本当にやばい時は年パスを買って週2で通っていたほどだ。
飽きないの?って声が聞こえるが、とんでもない!確かに同じ場所ではあるが、見る人間の中身は刻々と変化している。同一な物を多角的な視点から見ることで、思わぬ発見や気づきがあるものだ。
そんなわけで今回は「物の配置や建築物」に注目して周ってみようと思う。というのも、先輩の最近のインスタや元カノの専攻分野が建築系だったこともあり、影響を少なからず受けていたのだ。それでは行ってみよう!
入場。水族館と違い、多くの動物園は公営なので600円という低価格で楽しめる。血税ありがとう。
早速ゾウさんがお出迎え。やっぱりでかい動物が動く姿は興奮するなあ。そういえば動物って"動く物"って書くんだな。命があるのに物って言っちゃうの嫌だ。elephant is a big moving substance.
、、って、いかんいかん。今回の注目ポイントは物の配置と建築物だ。ゾウさんに背を向けて辺りを見渡す。むむ!この展示ちょっと面白そう。えーっと、写真の撮り方も真似してみるか。確かこんな感じ、三歩後ろに下がって、、、
まあいいのでは。これ、動物園の展示は普通壁に貼る物だと思っていたのだが、わざわざ立て看板にしておまけに南国風な植物で囲んでいる。展示の内容はアジアゾウの特徴について。アジアゾウは急に鼻が2本になったりしないから、更新する必要は特になさそう。だけど周りの植物のせいで結局放ったらかしにはできないよね。
はい次。これは"ホッキョクグマとアザラシの海"の間を走る「水と氷の回廊」。カクカクしているのが面白い(氷をイメージしているのかな?)。光の入り具合とシアンブルーで涼しく感じられる。あ、普通にクーラー効いてんのか。あと、足元を照らす暖色系のライトにも注目。映画「JOKER」の撮影監督が"映像に深みを出すには補色を使う"って言ってたのを思い出した。(小並感)
ちょっと休憩するか。普通に足が疲れた。前々から思っていたけど、上野動物園は一筆書きルートがないから全ての動物を観ようとするとぐるぐる周るハメになる。これも滞在時間を延ばす戦略なのか?ならやめてくれ。もしオススメの巡回ルートがあれば教えていただきたい。
てか、左の方にあるシジュウカラガン観たことある奴いる?弁天門から入ったとしてもいきなり左折する狂人おらんやろ。
最後。これは両生爬虫類館の入り口にあるオオサンショウウオの展示だ。日本育ちだから意識しにくいが、世界最大の両生類が日本に生息してるの面白い。オリンピックで1位取る人の幼馴染ってこんな気分なのかな。カバと違い水の透明度が高いのが良い。あれ、これよく見たら水位変えて循環させているんだ。一匹が病気にかかったら全滅しちゃいそう。(そんなことないのかな?)
イリエワニ。十数年こいつを見てるがこの姿勢以外知らない。お前はいつまでそこにいるんだ?あの時から俺はかなりステージ上がってるぞ?
〜感想〜
動物園に行ったのに動物をほとんど撮らないやつになった。写真の撮り方も含め、新しい視点はやはり楽しい。いつか詳しいやつを連れてあれこれ聞いてみたいな。え?自分で勉強しろって?うるせえよ。