小僧「大変です!和尚!」

6/30(木)

①ネット社会になってアクセスできる情報が膨大になった。

②アクセスする情報は自分で選べる。

③人は好きなものには近づき、嫌なものからは遠ざかる、という習性がある。

④男女の出会いに特化したアプリケーションがある。

⑤セックスにおいて選ぶ立場なのは女性のため、③を存分に満たせるのは女性側。

 

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小僧「たっ、大変です〜!大変ですよ和尚!」

和尚「うるさいのぅ、どうしたんじゃ小僧。」

小僧「このままじゃ、モテない男たちが反乱を起こしちまいます!」

和尚「ほう、物騒なことを言うもんじゃな。どうしてそう思うんじゃ?」

小僧「だって、マッチングアプリ市場では圧っっっ倒的に女性の方が有利じゃないですか!何もしなくても男性のほうからバンバンメッセージが来て、女性はただ好みの男性を上から選ぶだけでセックスできるんですよ!?選ばれない男はただ指を咥えてオナニーしろってことですか!?」

和尚「フォッフォッフォッ。彼らが右利きなら咥えるのは左の指じゃのう。

それに、当たり前のことを叫ぶでないぞ。女性は外に出るだけでも化粧やら服装やら、考えることが多い。ただでさえめんどくさいのに、何で時間と労力を割いてまで興味のない男と会わなきゃならんのじゃ。」

小僧「日本にモテない男が何%いると思ってるんですか!彼らが生殖できなくなると人口が大幅に下がります!そしたら税収が減って、今のサービスレベルを保てなくなりますよ!?それは女性側にとっても良くない状況なはずです!」

和尚「大袈裟じゃのう。しかもそれは婚前の若者の話じゃろう?結婚する時になったら、マッチングアプリでは誰とも出会えない人にも打席は回ってくると思うがのう。」

小僧「マッチングアプリが世に出る前は、1人のイケメン男性が会える女性の人数には限りがありました。しかしこの時代!イケメンは幅広いレベルの女性に手を出し、女の子達は自分のレベルに見合わないイケメン達にたくさん相手してもらってます!彼女たちがいざ結婚するとき、一体何人の人が妥協できるでしょうか!?」

和尚「確かにのう、、。しかし、じゃあどうしろと言うのじゃ?何十万人の出産可能な女性を捕まえて、「国のために好きでもない醜男との子を産んでくれ」と頼むのか?そんなもん、鬼か悪魔でないとできんじゃろう」

小僧「う、確かに、、」

和尚「他にやるとすれば、女性の賃金を著しく下げることじゃ。」

小僧「えっ、何でそんなことするんですか。」

和尚「そうすることで女性が1人で暮らすことは難しくなり、結婚するカップルが増える。そしたらモテない男にも順番は回ってくるはずじゃ。」

小僧「ちょ、なんてこと言うんですか!」

和尚「ついでに選挙権も剥奪しとこうかのう。①醜男とのセックスは死んでも嫌だけど②子供は欲しい。けれど③好みのオスと結婚できない、という女性はシングルマザー支援の政策を掲げる政治家に投票するはずじゃ。非モテ男性からしたらこれは地獄そのものじゃ。自分達が必死になって納めた税金が、自分達を何とも思ってない女性達のために使われるんじゃからのう。」

小僧「そんな、、それじゃあ、、」

和尚「そうじゃ。もし非モテがセックスして子供を残したいなら女性の権利を、彼女らが死に物狂いで獲得した人権を否定しなければならん。これが男女平等な民主主義社会というものじゃ。

We cannot think about this issue without considering women's rights.」

小僧「うわっ、急に英語使わないで下さいよ。それに初歩的な文法だから勉強してるかどうかも疑問だし。

それに、、、。仮に結婚するカップルが増えたとしても、モテない男性の苦悩は果たされるとは思えません。」

和尚「ほう。というと?」

小僧「僕、女性を通してこれまで見てきたんです!社会的ステータスが高くてもセックスできない男性達を!彼らは幼少期より勉強漬けの日々で、早いうちから男子校に通わされ女性のことを全く知らずに大人になりました。仮にマッチングアプリで女性と会うことができても、顔が好みじゃなかったり話が面白くなかったりするとセックスできないんです!つまり、女性が本当にセックスしたくなる男っていうのは①顔が良くて②コミュ力がある男性です!結婚率が高くなったとしても、マッチングアプリがある限り女性の托卵(他の男とセックスして本当の配偶者の金で子供を育てること)は止められません!」

和尚「ほう、、つまりお主は」

小僧「今すぐマッチングを、国が廃止すべきです。」

和尚「ほっほっほ。それは無理じゃな。国内の恋愛・婚活系マッチングアプリの市場規模は789億円(ソース: https://aidiot.jp/media/matching/market/)。成長率もエグいことになっておる。果たして政府がこの打出の小槌を手放すかのう?それこそまさに資本主義の否定じゃ。」

小僧「そ、そんな、、、。それじゃあ本当に、非モテたちが反乱を起こしますよ!?」

和尚「ふーむ、果たしてそうも言い切れんぞ?」

小僧「そんな!だって彼らは、いよいよ搾取される対象!はっ、もしかして武力、、」

和尚「バーチャル女子じゃ。」

小僧「、、、!?」

和尚「現実女子(リアルガール)と違ってバーチャル女子は彼らを無視しない。どんなに不細工でも、金がなくても、コミュ力がなくても、彼女らは受け入れてくれる。それに年も取らないからずっと可愛い女子高生のままじゃ。浮気することもないし、歌やダンスだってお手のものじゃ。」

小僧「で、でも、、非モテ男性達はそれで満足してくれるでしょうか?」

和尚「そこまでは分からん。しかし人間の鬱憤は需要を生み出す。需要があればそこに金が集まる。そして金があれば、バーチャル女子はよりリアルに、鮮明に、現実を凌駕する勢いで非モテの相手をしてくれるかもしれんぞ?」

小僧「仮想が現実を超える、、、」

和尚「今、インターネットによって未曾有の人為的性淘汰が行われておる。20代の非モテ男性なんて、お主が大人になる頃には絶滅危惧種になっておるかもしれん。今のうちによく見ておくが良い。フォッフォッフォッ。」

小僧「そんな、、。ところで和尚、何してるんです?」

和尚「ああこれか?最近は人手不足じゃからな、バーチャル巫女を発注しておるんじゃ。仕事中に欲情するでないぞ?」