痴人の愛を読み返す

6/8(水)

今日はあおぞら文庫で谷崎潤一郎痴人の愛」を読んだ(いつからこの日記は読書感想文披露会になったんだ?)。とは言っても今日は会議の時間が多めに取られていたから話の半分しか読めなかったが。また、過去に一回読んだことがあるとはいえ、若干トラウマになったせいで途中から流し読みしたから所々記憶が抜け落ちている。今度は精読しようと思い再び挑戦してみた。

昨日みたいに一言であらすじを言うと、西洋人コンプレックスを持つ28歳ちびおっさんがカフェで給仕をしているハーフっぽい15歳の女の子を拾って一流の女性に仕立て上げようとするも育成失敗して破天荒ビッチになっちゃうお話。よし、綺麗にまとまった。

これだけ聞くとただのギャグ小説にしか聞こえないと思う。実際読む人によってはそうかもしれないし、今日読み返した分だけでも充分面白かった。だが、特にあなたみたいな処女厨の人、この本はあまりお勧めできない。右も左も分からない、自分だけを見てくれる素直で純真無垢な女の子がゆっくりとビッチになっていくお話、とてもじゃないが我々には耐えられないだろう。

女性に対し自信がないけどたまたま彼女ができちゃって、しかもその彼女が処女だった時。その時自分の中に湧き上がってくる支配欲とか他の男性に対する恐怖心・敵対心ったら並大抵のもんじゃない。こうやって不安定になった情緒が人をメンヘラにさせるんだぞ。まあこれ俺のことなんだけど。

何はともあれ、「痴人の愛」って打つとサジェストに「気持ち悪い」って出てくるほどの狂作。怖いもの知らずのあなたにお勧めしたい。

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